2015年06月12日
大手介護事業者が有資格者の囲い込みを始めました。体力のある大手では、簡単に賃上げを実行できますが、それができない中小企業では、給料以上の「やりがい」等をいかにして従業員に提供できるかが重要となってきます。
このままでは優秀な人材は全て大手が囲い込むような形になってしまいます。よくよく考えましょう。
以下が2015年6月7日日本経済新聞の記事です。
「介護大手各社が専門性の高い介護職員を確保するために実質的な賃上げに乗り出す。最大手のニチイ学館は6月から専門資格を持つパート・アルバイトに手当を初めて支給する。ベネッセグループは資格手当を5倍に引き上げ、有資格者の人数を2倍に増やす。国の政策変更で認知症や要介護度の高い高齢者の受け入れを増やすことが経営上の課題となっており、対応できる人材を賃上げで囲い込む。」