2015年01月27日
今回の税制改正大綱には、固定資産税について介護事業者にも影響のありそうな改正があります。
倒壊の危険があると自治体が判断した空家の土地の固定資産税は、6倍にするという改正です。
現在の固定資産税は、空家であっても住居が建っていれば、その土地の固定資産税は通常の1/6となる特例があります。そのため、オーナーさんは、収入を生まなくなったり、倒壊の危険がある空家であっても、固定資産税のことを考えると取り壊しを躊躇してしますのです。
しかしながら、全国にこういった理由で取り壊されない倒壊の危険の高い空き家が激増してしまったことから、政府としては固定資産税を利用して、こういった空家をなくそうということを考えています。
今後は、こういった空家の有効活用として、介護施設への転換を考えるオーナーさんが増えるでしょう。そういった意味で、介護事業者様には、新たなビジネスチャンスが発生まれるかもしれません。こういった情報は敏感に取り入れていくべきだと思います。何かのヒントにしてください。