ワークシェア、家事シェアから生まれること

2017年07月06日

今朝のNHKおはよう日本で、長野県川上村の取り組みについて特集されていました。

http://www.nhk.or.jp/shutoken/ohayo/report/20170706.html

 

川上村はレタスの生産量日本一で、農家一戸あたりの年商は平均2,500万円。
“奇跡の村”とも言われています。

けれど、特に女性たちは、農作業に加え家事や育児も負担し、自由な時間を持てずにいるそうです。

これまで川上村では、村の外から多くの女性が農家に嫁いできました。
しかし2年前の調査によると、50歳未満の男性の半数以上が独身だということが分かり、
『女性が暮らしやすい環境を整えなければ、未来はない』と、村は危機感を募らせています。

『女性が“住みたい”と思える地域づくり』に向けて、
2016年から『MAKETIME!』というアプリを開発、運用を始めました。

これは、家事を支え合うためのアプリで、『家事を手伝ってほしい』などの依頼を書き込むと、
それを見た時間に余裕がある人が手伝う、という仕組みです。

手伝った人は、村の中で買い物などができるポイントを受け取ることができます。

 

ワークシェアリング、家事シェアリングすることで、時間をシェアリングできる。
村民が世代を超えて助け合う…このシステム、介護の業界でも活かせますよね。

ICTが生活の質向上(QOL)、さらには地域経済の活性化に、一役も二役もかっているといえますね。

 


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