2015年12月26日
本日で、介護特化の横溝会計も仕事納めとなりました。
今年も、お陰さまで介護事業者のお客様と数多くご顧問契約させていただき、また介護セミナーも5本開催させて頂き、また大きな経験とノウハウを得る事が出来たと自負しております。
本年も様々な形で介護事業者様とお会いしましたが、1年振り返ってみても、やはり介護業界にとっては大きな節目となった1年だと思います。介護保険法&介護報酬改定はもちろんのこと、その他にも様々な課題が山積みとなった介護事業。スタッフの問題だったり、競争激化の問題だったり、介護事業の倒産件数も、過去最高件数となってしまいました。
この問題は、今年で終わるわけではなく、来年以降も当然のしかかってくる問題であり、また厳しい戦いが続きます。
今年の厚労省の発表では、2025年には介護職員が33万人不足するといわれています。逆に今現在においては、全体での不足感はほぼ無いことになっています。
この事実を見て、
「ああ、現状でこんなに厳しいのに2025年なんて、とても持ちこたえられない」と嘆いてしまうのか、
「そうか、2025年に向けて、周りの厳しくなった事業所がいずれ減っていく。その時まで持ちこたえれば、スタッフが充実できていれば、利用者が周りの事業所からどんどん移ってくる状況になるのか。今が一番厳しい時なんだな。よし!頑張ろう!」と意気込むことができるか、
この違いだと思います。
介護事業であろうが他事業であろうが、経営者にとって一番大事な資質の一つは「ビジョンを社員に見せてあげること」です。言うまでもなく後ろ向きなビジョンに賛同してくれる人などいるはずがありません。
いかに前向きに、いかにして前向きになるか、来年以降の事業継続の重要なキーワードとなるでしょう。
また来年も介護特化の横溝会計を何卒よろしくお願い致します。
また色々と仕掛けていきますので、ご期待ください。