2015年08月14日
やはり、介護事業者様にとっては、厳しい現実が浮き彫りになってきました。
やはり、と言えばやはり、当然、と言えば当然の現実と思われます。私がお聞きしている介護事業者様の生の声からすると、驚きはありません。以下、日本経済新聞の記事です。
「介護事業者の経営破綻が急増している。東京商工リサーチによると、今年1〜6月の倒産件数は前年同期比約5割増で、年間では過去最多を更新する勢いだ。高齢化で介護需要は高まっているが、人手不足に伴う人件費上昇と建築費高騰が経営を圧迫している。4月から介護報酬が2.27%引き下げられた影響でさらに増える可能性もある。
1〜6月の介護事業者の倒産(負債額1000万円以上)は41件で、前年同期を46%上回った。景気の回復を背景に全産業の倒産は10%減っており、介護分野の増加傾向が鮮明になっている。負債総額1億円未満が全体の8割以上を占めており、資金力に乏しい中小企業者が目立つ。」(日本経済新聞 2015年8月14日)